2024/09/25 17:32
マンジャロによる、メディカルダイエット
1.マンジャロとは
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、糖尿病の治療に用いられるGIP/GLP-1受容体作動薬で、2023年6月に発売された薬です。
1週間に1回腹部に注射します。
2.マンジャロでなぜダイエットができるのか?
マンジャロの副作用を利用して減量効果を狙います。
3つの副作用で切れのあるダイエットを実現します!
①
脳への作用・・・食欲低下
②
胃の運動を低下・・・腹持ちがいい、お腹が空きにくい
③
脂肪燃焼効果
3.本当に痩せるのか?
MiRAI MEDICAL CLINICメディカルダイエット外来でのデータ
<マンジャロ2.mgまたは7.5mgを使用した64名の減量結果>
1ケ月でー3.9kg
2か月でー5.1kg
3か月でー6.2kg
個人差があるのであくまで参考ですが、確実に痩せています。
※マンジャロ注射中、注射中止後1か月間は、しっかり避妊することが必要です。ピルは効果が弱まる可能性があるので、
ピルで避妊はできないとお考え下さい。
※BMIが20以下や部分痩せを希望する方、拒食症の方は注射できません。
※体調が悪い方、持病があって元気ではない方も注射できない場合があります。
※ピルの効果が減弱するため、中止することができない方は、マンジャロ注射はできません。
※糖尿病で治療中の方は、当院では注射できません。
4.マンジャロを注射したらどのくらいで効いてくるのか?
早ければ6時間、遅くても1日で食欲が低下してきます。
注射当日から数日は、旅行や食事がセーブできないイベントへの参加は控えましょう。
5.副作用が心配
・食欲低下:ダイエットに必要な副作用です。約80%の方が、半分くらいでお腹いっぱいになります。
・吐き気、嘔吐
注射翌日朝に少し胃もたれやムカムカが出る方はたまにいますが、軽い方がほと
んどです。まれに数日続く方もいますので、2.5mgから慎重に開始します。
油の多い食事や、飲酒で吐き気が出やすいで、特に注意が必要です。
・倦怠感
まれにあります。
・気力低下
まれにあります。
・筋肉痛
1日、2日出ることがあります。
・胆のう結石、胆のう炎、膵炎
この持病、既往がある場合は、マンジャロで悪化する恐れあり、注射できません。
・注射した皮膚周囲の発赤やかゆみ、皮下出血
・血糖値が下がらないのか?
上がりすぎた血糖値を下げますが、糖尿病がない方は、血糖値は下がりらないので安全です。(2.5mg~7.5mgにおいては)
6.自分で注射できるのか心配
注射はとても簡単です。当院に受診された方は、看護師サポートの元、ご自分で注射していただき、手技を覚えてもらいます。2回目からはご自分で注射していただきます。
どうしても自分でするのが心配な方は、クリニックで看護師が、注射することも可能です(その際は相談料が別途かかります)。
7.受診しないといけませんか?
オンラインで診察、処方ができますので、安心してください。
8.食欲が落ちて栄養が心配です。
健康的に安全にダイエットをすることが大切ですので、当院では食事や栄養分析検査、サプリや点滴なども併用してご提案しています。
・食事のアドバイス
太りやすい食事、食べる順番、食べる時間などのアドバイスをしております。
・血液で栄養状態を調べる「栄養分析」
栄養分析で不足している栄養素を医療用サプリメントや点滴で補給することが可能です
9.いつまで続けたらいいか気になります。
マンジャロの減量効果は約3~4か月です。これ以上痩せなくなった、目標体重に達した場合は、マンジャロの注射間隔を徐々に
開けていく方法をお勧めしています。急に止めるとリバウンドしやすいので、注意が必要です。
当院ではマンジャロを卒業できるように太りにくい最新の食事療法を指導し代謝を改善するサプリの紹介も行っております。
10.
費用について(税込み)
初回相談料 1,650円
2回目以降相談料 990円
マンジャロ2.5mg 4,000円(1本)
マンジャロ5mg 7,700円(1本)
マンジャロ7.5mg 12,000円(1本)