ビタミンDサプリについて

１．ビタミンDの効能

１）骨を強化する

カルシウムとリンの吸収を促進し、骨の健康を保つために不可欠です。特に高齢者や妊婦、授乳中の女性にとって重要であり、骨粗鬆症や骨軟化症の予防に役立ちます。

２）免疫機能の向上

・癌の予防

・感染の予防

３）うつや認知症のリスクを軽減

４）腸のバリア機能を高める

腸粘膜にあるタイトジャンクションに作用し、ウイルスや細菌が粘膜から侵入するのを防ぐ。また食物が十分に消化される前に侵入するのを防ぐ

２．日本人はほとんどがビタミンD不足（欠乏症）

理想のビタミンD血中濃度（25OHビタミンD）は40～80ng/mlとされていますが、

日本人の平均は15-2０と欠乏レベルです。

ビタミンDは直射日光を直接皮膚で浴びると、自分で生成してくれますが、シミの原因や活性酸素の産生による癌や病気の原因となりますので、お勧めできません。魚介類に多く含まれますが、ビタミンDを理想値に維持するのは食事ではかなり困難のため、サプリメントを活用するしかありません。

３．摂取量について

成人では1日量は4,000～5,000IU（32～40μg）ですが、血液検査で測定して、サプリメントで補充しながら、定期的にモニターリングが望ましいです。個人差があり、10,000IU必要な方もいます。

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